64bit RHEL5・CentOS5 で32bitのパッケージが標準でインストールされないようにする

CentOS5のdefaultでは、例えばyum install subversion とすると以下のようにi386x86_64が一緒にインストールされる。

# yum install subversion
 Package               Arch              Version                       Repository       Size
=============================================================================================
Installing:
 subversion            i386              1.6.11-7.el5_6.4              base            3.1 M
 subversion            x86_64            1.6.11-7.el5_6.4              base            3.2 M

これはx86_64版がi386版に依存しているわけではない。(yum install subversion.x86_64 と明示的に指定した場合にはx86版だけがインストールされるし、それで問題なく実行できるので)

ちゅうわけで、yum の設定を変更する。

  • /etc/yum.conf
multilib_policy=best

こう設定すれば、OSにマッチしたブツだけがinstallされる。

'yum install firefox' will install firefox.x86_64 on an x86_64
system. 'yum install firefox.i386' will install firefox.i386.

RHEL 6からはmultilib_policy=bestがdefaultになった模様。(CentOS 6も?: 未確認)