linuxのdirtyバッファとpdflush

dirtyバッファがメモリに対しての一定割合(vm.dirty_ratio)を越えると、 pdflushが動作してメモリの内容をディスクに書き込む。 書き込み中の値はwritebackの数字。

関連するパラメータ

値はデフォルト。

vm.swappiness = 60
vm.dirty_expire_centisecs = 2999
vm.dirty_writeback_centisecs = 499
vm.dirty_ratio = 40
vm.dirty_background_ratio = 10
  • vm.swapiness 60

スワップの動作に関するパラメータです。値が大きいほどより積極的にスワップを使用する動作となります。

  • vm.dirty_ratio 40

メモリに対する割合で、ダーティなページがこの割合に達するとpdflushが動作します。

  • vm.ditry_background_ratio 10

メモリに対する割合で、この割合に達するとバックグラウンドでpdflushが動作します。

  • vm.ditry_writeback_centisecs 500

pdflushデーモンは定期的に起動してダーティなデータをディスクに書き出します。このパラメーターはpdflushデーモンが起動する間隔を指定します。単位は100分の1秒です。

  • vm.dirty_expire_centisecs 3000

ダーティなデータがディスクに書き出すために十分に古くなるまでの時間を指定します。この値より長時間メモリ上に存在するダーティなデータはpdflushによってディスクに書き出されます。単位は100分の1秒です。