単純にncをパイプで入出力を繋げると、入力はforwardされるけど、出力はclientに返らずに、ncを実行している端末の標準出力に出てしまう。
$ nc -l 8080 | nc 192.168.0.1 80
これでcilentからnc 10.0.0.1 8080 と接続すると192.168.0.1:80 にport forwardされるけど、出力はnc -l を実行している端末に出てしまう。
$ mkfifo fifo $ nc -l 8080 < fifo | nc 192.168.0.1 80 > fifo
これでclientからlocalhostの8080にアクセス
$ telnet localhost 8080 GET / HTTP/1.0 ## 192.168.0.1:80 のサーバの応答が返ってくる
netcat がパワーアップしたようなもの？
netcatのport forwardが面倒くせーなーと思っていたけど、socatなら名前付きパイプを作らなくても良かった。(といっても内部的にncを実行しているようなのでラッパーのようなもの?)
簡単にportフォワードできたり。telnet,ncのようにTCP/UDPのクライアントに使ったり。
ただ、TCP/UDP portに接続するだけならncでいいやん？と思いきや
名前の通りsocketに直接接続できるのも大きな違いかな。
$ socat STDIN TCP4:www.example.com:80 GET / HTTP/1.0 # http request を標準入力から入力 ### もしくは、http requestの内容をファイルに書いておいて $ socat - TCP4:www.example.com:80 < http.request
localの8080に来たものを192.168.0.1:8080にforward
$ socat TCP4-LISTEN:8080 TCP4:192.168.0.1:8080
$ socat - UNIX-CONNECT:/path/to/file.socket
