LVM メモ 2

ごっつ今さらだけど。

PV (Physical Volume)

/dev/hda7, /dev/hdcのような物理ディスク、パーティションのこと

VG (Volume Group)

1つ以上のPVをまとめて作成されたボリューム。

LV (Logical Volume)

VGから分割して作成される仮想的なボリューム。これをパーティションに割り当てて実際に使用する。LVMを実際に使用する場合は、PV, VG, LVを順に作成する必要あり。

PVの作成

/dev/sdb1と/dev/sdc1でPVを作成。-vはverbose

# pvcreate -v /dev/sdb1 /dev/sdc1

pvdisplay, pvsで確認

VGの作成

作成した1つ以上のPVで、VGを作成。さっき作ったsdb1とsdc1で1つのVGを作る例。VGの名前はtestで。

## vgcreate VolumeGroupName PV [PV...]
# vgcreate -v vgtest1 /dev/sdb1 /dev/sdc1 

vgdisplay, vgsで確認

PE(Physical Extent)

ブロックサイズ。VGごとに設定。デフォルトのPEは4MB。1つのLVには最大で65536ブロックしか割り当てられないのでデフォルトだと256GBまでしか使えない。大容量のLVを作るときは-s でPEサイズを変更しとく。

# vgcreate -v vgtest1 -s 32 /dev/sdb1 /dev/sdc1
  • PEの変更

小さくする場合はそのまま実行できたけど、増やす場合はlvresize,pvresizeとかする必要あり?良くわかってない。man vgchangeより。

# vgchange -s 16 vgtest1

LVの作成

VGからLVを作成-vはverbose

## lvcreate -L size -n LVname VGname
# lvcreate -v -L 1G -n lvtest1 vgtest1

lvdisplay, lvsで確認

作成したLVを使用

device名は/dev/vgname/lvname になる。ここに対してmkfsしたりmountして実際に使用。