traffic
snmpで監視しているとサーバがどれぐらい帯域使っているかわかる。
例えばcactiを利用すれば、current, average, max などで算出してくれる。
(ex:webサーバの1日平均 1Mbps, ピーク時は夜20時頃で20Mbps など)
awsの場合は平均やピークの帯域ではなくて転送量(byte)で課金されるけど、
月何GByteの転送量、って普段意識しなくてよくわからないので
いつものサーバの帯域だとどれぐらいの転送量になるのか調べた。
ここで言っている帯域、転送量はサーバからインターネットへのoutboundのみを考慮
(awsの課金体系がそうなので)
aws以外の専用ホスティング会社の場合、転送量(もしくは平均帯域)ではなくて
95パーセンタイルでの従量課金だったりするので、
単純には比較できないかもしれないけど、目安にはなるかと。
ざっくりわかれば良いので簡単に。
1月=30日
1G=1000M
1M=1000K で計算
料金はここで計算
http://calculator.s3.amazonaws.com/index.html?lng=ja_JP#
為替レート: 1ドル 120円で計算
東京リージョン
2017年追記 為替レートを120円で再計算、CloudFrontを追加
ec2
平均帯域 | 転送量 (GB/月) | 料金 ($/月) | 料金 (円/月) |
100Kbps | 32.40 | 4.4 | 528 |
1Mbps | 324.0 | 45.22 | 5426.4 |
10Mbps | 3240 | 453.46 | 54415.2 |
20Mbps | 6480 | 907.06 | 108847.2 |
50Mbps | 16200 | 2461.87 | 295425.4 |
100Mbps | 32400 | 4867.57 | 584108.4 |
平均18Mbpsで月額10万を超えて、
100Mbpsで月額50万overなくらい。
うーん、なんか高い気がするけど、、、こんなもんかな。
s3
https://aws.amazon.com/jp/s3/pricing/
GET 10000リクエストで0.004ドル (日本リージョン)
転送料金はec2と同じ。
リクエスト数による追加料金はcloudfrontの約半分。
なので、ec2の単純な転送料金とcloudfrontの数値の
間を取ればだいたいs3の価格になる。
(真面目に調べるならシミュレーターに数値いれる)
cloudfront
https://aws.amazon.com/jp/cloudfront/pricing/
各地域のエッジロケーションから配信する割合と、
リクエスト数によって変動する。
料金表にはリクエスト件数あたりの料金がのっているが、
シミュレーターで入力するのは平均オブジェクトサイズ。
(配信量をリクエスト数で割る)
(リージョンごとに転送料金が異なるので)
100% 日本リージョンから配信した場合は上の価格とほぼ同じ。
日本より高いのは南米とインド。
費用シミュレーション時に割合を入れなかった場合は
単価が最も高い南米100%として計算されるっぽい
平均オブジェクトサイズが小さいと同一の配信量で比較した場合
リクエスト数が増えることになるので、費用も増える。
https://tech.jstream.jp/blog/cdn/cdn_price/
平均サイズは当然サイトによって変動するけど、J-Streamの調査によると
WebSiteOptimization.comの調査(世界トップ1000サイトに対する調査)によると、平均13.6KBです
平均サイズが100KBを超えると、リクエスト数による費用は無視できるようになってくる。
10Mbps 3240GB の場合で
平均object size(KB) | 料金 ($/月) | 料金 (円/月) | リクエスト件数(万) |
10 | 759.37 | 91124 | 32400 |
20 | 606.49 | 72778 | 16200 |
50 | 514.76 | 61771 | 1620 |
100 | 484.14 | 58102 | 3240 |
1000 | 456.66 | 54799 | 324 |